いよいよ今日から2月如月(きさらぎ)ですね。あっという間の1月でし
た。そう言えばこういう言葉知ってますか「一月行く、二月逃げる、三
月去る」って。つまり、そのくらいこの年明けの3ヶ月は早く過ぎてしま
うものだ、という先人のことばです。うまいこと言います、ホントにあっ
という間に「行って」しまいましたネ。
その2月と言えば、今日の話題は前回このブログで「その話は次回
に」ということにしておいた十日市についてです。(か)の地元です(ご
存じない方は「南アルプス 十日市」でググってみてください)。むかしから「山梨
の西郡(にしごおり)に春の訪れを告げる十日市」として、500店以上の
露店が並ぶ大きな市で、その並ぶ店の数と種類の多さで、何でもある
ことを例えてむかしから「ないのは猫の卵と馬の角だけ」と言われてい
ます(うまいこといいますよね)。県内ではもちろん知らない人はいませんし
県外からもお客さんが大勢来ます。そのお客さんたちの目当ては手づ
くりの農具や民具で、とくに人気なのが臼とか杵とかの木工製品です。
歴史的には、戦国時代や江戸時代くらいに静岡方面から来た商人と
新潟方面から来た商人が、ここでちょうど出会って物々交換を始めた
ことから、ここに市ができるようになったと(か)は聞いて育ちました。
そんなわけで2月になると(か)は少し落ち着かなくなるんです。毎年、
新年のカレンダーが出ると真っ先に2月10日は何曜日かチェックして
しまいます(そう、言い忘れましたがこの十日市は2月10日・11日の2日間行われま
す)。狭い県道の両脇には延々とどこまでも市が立ち並び、「今年は何
を食べようか、どこの店がうまいかな、」なんて感じで、気になるのはど
うしても食べ物関係ですが、人の往来でひしめく中を、人混みに流され
ながら歩くのだけでも実に楽しいです。
一度デイケアのメンバーを連れて行ってあげたいと、毎年思っている
のですが未だ実現していないのが残念です。 (か)
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