きょうのCBTは体調不良や用事で休みが多くて、参加者は3人だけでした。
そこで、少ない人数なのできょうは濃い内容でやりましょう、と言って会は始まりました。
そうは言いつつも、各自の自分のことを話す「座談会」です。
参加者は、反抗期の息子の育児に手を焼いている女性メンバー、12月からのデイケアのスケジュールを心配する男性メンバー、家の大農家を手伝っている男性メンバーです。
将来の目標がないという男性メンバーに他のメンバーからは就労B型とかはどう?と勧めてみたりしましたが、仕事をしたいという目標がないのに就労B型に行きたいとかは目標にならないですよね。
女性メンバーは退院してから今は支援センターにも通い、うち週1日は竹ぼうきをもって公園の清掃のボランティアをしているとのことでした。
1回の謝金は200円だそうですが、これまでずっと病状不安定だったことを考えると、今は体を動かす仕事を始められて、その公園に来るお年寄りから「いつもありがとうね」とお礼を言われることがとてもうれしいとおっしゃっていました。
将来の目標がない、今は自分の時間がほしい、したい仕事もない、というメンバーに男性メンバーが自分のしている家業の農業の夢や「自分の高校時代って流されていたと思う、将来について真剣に考える間もなかった」という話が語られました。 環境に興味があったので大学でも環境を専攻したけど、今の農業はしたかった仕事とも近いかな、とも今の生活を肯定しているとのことでした。
その自分のしたかった仕事のところで、その将来の目標がないという男性メンバーも自分の話をしてくれました。
それは「高校のとき、周りのみんなは会社員になりたいって言っている中、自分は変わり者で医療技術職に就きたくて、そういう大学に行ったけど、その受験の時にはもう相当精神的にも病んでいて、パニック発作とかも出ていて、結局大学2年生のときはもう限界で家に帰ってきて大学は中退した」という話でした。
でも、そこからもう一度奮起して勉強して別の養成課程のある大学に進学したこと。しかし今度は理系科目の授業についていけなくてそこも止む無く中退してしまった。
それでも、その後またがんばって、全く違う分野の専門学校に行き、そこは卒業した」ということでした。
聞いていたメンバーからは「すごいですね」「優秀ですね」「すごいがんばったと思う」「〇〇さんが知的なのはそういうところからなんだ」という言葉がかけられていました。
ご本人は「そんなことないです」と謙遜していましたが、すごく頑張ったと思いました。
その話がきっかけになり、メンバー各々から自分のこれまでの生活の話が語られました。自分の高校時代の受験の話のエピソードや、また高校を卒業して専門学校に行ったときの話、仕事で苦労した話をいろいろ披露してくれました。 スタッフも今の職種に就くまで仕事との出会いのエピソードを語り合いました。そのひとり一人の語りをみんな一生懸命聞いてくれていました。
その医療技術職に就きたかったといっていた男性はみんなの話を聞いていく中で「ワーカーとか、人を支える仕事をしたい」とだんだん具体的な話をするようになっていました。
「だれかの世話をする仕事をしたい。山角では、病棟で使ったタオルをたたんだり、介助したりというようなボランティアをさせてくれないですか。 そういう仕事を通じて自分の仕事をもっと考えてみたい。」と要望もしっかり言っていました。
きょうのはじめには「ボクはずっとデイケアに停滞すると思いますよ」とおっしゃっていた人が、そこから比べても仕事について随分具体的な話になってきていて聞いていてとても嬉しく思いました。
会の最後には、別の男性メンバーは、「きょうのように自分の昔のころを思い出してみるのもいいですね」とまとめてくれました。
自分の昔のことを思い出して、それをただ語るだけじゃなくて、そこに自分の話を真剣に聞いてくれる人の存在がいること、自分を受け入れてくれることって自分にとってすごい励みになるものですね。きょうの会を通じてつよく感じました。

きょうのCBT改め座談会は最初の予告通りすごく濃い内容になりました。
また、機会があればみんなで語る会をしましょうね。
(^^)/
[1回]
PR