毎週火曜日のプログラムは身体測定で始まります。
測るのは体重と血圧。自分の身体に、健康に関心をもってもらおうと
いうことを狙いに導入しています。しかし、みんなの関心はやっぱり体
重の方ですよね。体重計に乗る人はほとんどが、恐る恐る、そしてそ
おっと乗って、背中を少しかがめて、自分のお腹越しに体重計の数字
をのぞき込みます。スタッフから自分の体重を読み上げられるとその
ときの反応は人それぞれです。「やった、減った!」と小さい声でうれ
しさを表す人、黙ってる人。「たぶん増えてていると思う」と予想して体
重計に乗ってみたら、逆に減っていたなんて人もいますし、もちろん反
対の人もいます。今日は、体重が多くて気にしているYさんが、一度は
体重を量り終えて、またしばらくして来て「ほんとうに○○㎏もあっとう
け!?」と、なにか量り間違いではないのかと言ってきたので再計量。
しかし、自分で数字を見て「やっぱり、間違いねえな」と残念そうに戻っ
ていきました。こういうのって(か)も経験がありますが、努力しているつ
もりなのに、実際に量ってみたら増えていたってときって本当にショック
でたまらないですよね。Yさんこれにめげずにがんばりましょう!
体重を読み上げるスタッフは、個人個人の表に記録を書き入れてい
くわけですが、その際に前回に比べて増えた分、減った分も一緒に伝
えます。なかには、前回の自分の体重をちゃんと覚えていて「あ、300g
減った」ってこちらが言う前にもう計算してる人なんかもいます。
少なくともこの体重測定を始めるようになって自分の体重への関心は
以前よりずっと高まってきています。 (か)
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